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つれづれscene61:今季最後の花園
2008-02-17 Sun 23:27
 今、風邪のピークかも知れません。
 
 さて、今日はマイクロソフトカップ準決勝、トヨタ自動車対サントリー、ラグビーの実況を担当しました。このカードは戦前の、激しい試合になるであろうとの予想通り、両チームの意地と意地とがぶつかり合う好ゲームになりました。

 放送席は実況担当の僕以外に、解説者がおふたり。今日は豪華W解説でした。ビッグゲームになると、今日のような解説者二人体制が採られます。それぞれ、違った視点からの解説もあって、一緒にお喋りさせていただいていても勉強になることが多いですね。

 しかし、難点がひとつ!けっして広くはない放送席に、これまたけっして小さくはないおやじが3人。窮屈です。TV の画面を通しても、あの”閉塞感”は伝わっているはずです。

 今日の解説は綾城高志さんと村上晃一さんのおふたりで、綾城さんが1964年、村上さんが1965年のお生まれで、ほぼ同世代。共に京都のご出身であり、学生時代(綾城さんは同志社、村上さんは大阪体大)はライバル関係にあったおふたりで、そういえばポジションも同じフルバックでしたね。村上さんは大学卒業後はずっと東京暮らしで、普段はほとんど、標準語アクセントでお話になるのですが、今日みたいに、関西でのゲームで関西人が3人集まると、もう関西弁全開になってしまうのですから面白いものです。

 試合の方はと言いますと、サントリーが前半苦しい時間帯をしのいでの見事な勝利。自分達の強みを思い切りぶつけるトヨタのラグビーに対し、相手の強みを消しながら、さらに相手弱点を突くというサントリーのラグビー。軍配は後者に上がりました。サントリーの”懐の深さ”が光ったゲームではなかったでしょうか。試合後の会見に臨む前、ひとり、煙草の煙を吹かしていたサントリー、清宮克幸監督のほっとした表情が印象的でした。そういえば、早稲田色が前面に出る清宮さんですが、実は大阪のご出身。関西弁が彼の口からほとんど消えているのが不思議です。

 さあ、来週はいよいよ決勝戦。トップリーグ14チームの頂点に立つのは三洋電機か、サントリーか!注目です。それにラグビーの日本選手権も始まります。国内ラグビーシーン最終盤のクライマックスが近づいてきましたね。

 今日のゲームは僕にとっての今シーズンの花園最終試合。大学選手権や高校ラグビー、そしてトップリーグ、熱い試合の現場に立ち会えて、仕事ながら本当に楽しませていただきました。秋には青々としていた、聖地自慢の芝はシーズンに深まりとともに傷んでいます。熱い戦いの痕跡です。2008年シーズンには、このラグビー場の”主”がトップリーグの舞台に復帰することになっています。これもまたひとつの楽しみです。

 窮屈な放送席での今日の中継、綾城さんと村上さんに僕の風邪がうつってないければいいのですが・・・。


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