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つれづれscene57:傍らに人無きがごとし
2008-02-13 Wed 23:59
 断じて盗み聞きではありません。聞こえてきたのだから仕方がないのです。僕自身の名誉のために言わせていただきますが、あくまで”hear”であって”listen”ではないことを、重ねて強調したうえで、今日の徒然歳時記を書こうと思います。

 それは今夜の出来事でした。編集スタジオを出て、阪○電車のシートにやや疲れ気味の体を沈めた直後のことでした。僕の前に立ったふたりの男女。そうアベックです。死語ですか?ならばカップルとでも言い改めましょう。サラリーマンとOLといった風情の、年の頃は20代半ばくらいかな・・・。やたらと体を密着させたうえに、指と指を絡めるほどの仲睦ましきそのふたりはやがて会話を始めました。電車は満員だったことを言い忘れておりました。

 以下、その会話です。繰り返しますが、耳をそばだてていたわけではありません。自然に聞こえてきたのです。あしからず・・・。

 男「●●さんと■■さん、僕らの仲に気付いてるかもしれないよ」
 女「かもしれないわ」
 男「だって、やたら僕達のこと散策してくるし・・」
 僕(心の呟き)「それを言うなら”詮索”やろ!散策してどないする!」
 女「ほんま、散策してくるよね。ほっといて欲しいわ!」
 僕(心の呟き)「仲が良いと、散策で通じるんや」
 女「ねぇ、マー君、そのワイシャツ、首が苦しくない?」
 僕(心の呟き)「へぇー、彼氏、マー君なんだ」
 男「ちょっと、苦しいかも。ワイシャツの首周り何センチってかいてある?」
 女「届かな~い。ちょっと、しゃがんで・・」
 男「ごめんごめん。これで届く?」
 女「届くけど、見えないよ」
 男「じゃ、あとで脱いだときに見て・・・」
 女「うん」
 僕(心の呟き)「あとで脱ぐって・・・。何するの?まさかシャツ脱いで、散策はしないだろうに」

 というような具合で、体ピッタリ、言葉ネットリのおふたり。満員の電車内での、ふたりだけの”ワールド”。まさに、傍若無人、「傍らに人無きがごとき」ふるまいでした。

 さらに、僕は見てしまったのです。マー君のズボンのチャックが開いているのを・・・。電車からの降り際に「マー君、チャック・・・」との忠告も考えたのですが、お節介は止しました。だって、そのズボン、どうせあとで脱ぐかもしれないのだから・・・。いやー、今日は深いわ・・・。


 
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