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つれづれscene56:変な話!
2008-02-12 Tue 23:43
 寒い。冷たい。本当の冬とはこんなものですね。遥か南の島の雨風に「寒い、寒い!」を連発していた自分が恥ずかしいです。気温17℃、ダウンジャケット不要の島の気候に甘えてました。冷たい北風、舞う粉雪が身に凍みます。日本は広い。

 今日もバタバタと一日を過ごしました。オリックス宮古島キャンプダイジェスト映像のナレーション原稿を書き上げ、球団携帯サイトの記事を更新し、ひねもす、パソコンのキーボードを叩いていたような気がします。そして、今も・・・。

 最近、気になっている言葉があります。違和感のある言葉です。しかもそれは結構、氾濫しているのです。変な話、放送現場やインタビューなどでも、かなりの頻度でその言葉と遭遇します。おわかりですよね。僕が今、敢えてここで使った「変な話」がそれにあたります。

 「変な話、それって面白くない?!」「変な話、君の言うことは正しいかもしれないが・・・」「変な話、明日もし、雪が降ったらどうする?」などなど、その用例は実に幅が広いのです。あえてこの言葉を品詞分類するならば、接続詞にあたるのでしょうか。

 接続詞とは、単語と単語、また前後の文節や文をつなげるもので、語句と語句、文と文のあいだの前後関係を明らかにし、論理に首尾一貫性を持たせるために使用されます。ただし、頻用はかえって文意を掴みづらくすることもあるのですが・・・。順接(だから)、逆説(しかし)、並列(および)、添加(しかも)、選択(それとも)、転換(ところで)などの働きがあることは皆様、ご存知の通りです。

 「変な話」という接続詞を正しく使うならば、「変な話かもしれませんが、実は、本当にあった出来事なのです」的な用例しか見当たりません。今、世間に出回る「変な話」は、逆説、順接、転換など、様々な使い方ができるマルチな接続詞となっているように思えます。皆さんも注意して聞いてみてください。もしかすると、あなたご自身も知らず知らずのうちに使っているかもしれません。
 
 その「変な話」という言葉を使わなくても、意味は通じますよね。意味のない無駄な言葉です。本当に、「変な話」なら、話は別ですが…。

 言葉というものはその時々によって変化する生き物です。最近では、本来文法上では誤った使い方とされる「見れる」「着れる」などは、言葉を生業とするアナウンサーによって平気で使われていますよね。正しくは「見られる」「着られる」です。正しい用法を理解したうえで、時代に即した表現に徹しているのならいいのですが・・。

 僕が最近耳について仕方ない言葉、「変な話」、万能接続詞的な扱いで発せられる「変な話」、「変な言葉」です。



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