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つれづれscene501:スポーツ大陸
2011-01-20 Thu 00:29
 先日、NHKで放送された「スポーツ大陸」。ご覧になりましたか?

1995年、阪神淡路大震災の苦難からリーグ優勝を勝ちとったオリックス・ブルーウェーブの特集でした。
懐かしいといえば、語弊があるかもしれませんが、もう16年という時間が経ったのですね・・・。

あのような状況下でよくもあれだけのファンが集まって下さったものだと、今更乍らに感心してしまいます。

様々なことを思い返しながらの「スポーツ大陸」でした。

番組中、相手との相性を考えながら、確率を重視する仰木彬監督の采配に触れ、4番・藤井康雄に代打を送るシーンがありました。非情の決断です。同点で迎えた勝ち越しのチャンス。相手投手は近鉄の清川栄治。左のサイド スローと相性の悪い藤井に代打を送るか否かで、仰木監督は一瞬の逡巡を見せた後、新井宏昌打撃コーチを呼び 意見を求めるという場面です。

その時の仰木監督と新井コーチの会話がいかなるものであったか・・・。番組ではそこまでは紹介せずに、藤井に代わった三輪隆が勝ち越しの犠牲フライを放ち、仰木マジックの真髄を伝えていました。

あの時、仰木監督と新井コーチがどんな言葉を交わしたか・・・。そこに興味を覚えた僕は訊きました。新井さんに・・・。

「僕もあの番組は観ましたよ。康雄に代打を送ったシーンですよね。今でもはっきり覚えています。あの場面で監督が私に意見を求めてこられました。その時点で、仰木さんとしては、代打を送りたいと思っていらしたんです。だから私は、『代打なら三輪がいいと思います。清川の球筋と三輪のスイングのスピードと軌道なら外野フライを打てる可能性は高いでしょう』と言いました。それで、三輪が期待に応えてくれたわけですからね。康雄は悔しかったでしょうが、何よりチームが勝てたことで、全てはうまくいったんですよ」

新井さんの言葉、なかなか深いですね。

新井さんには2軍監督としての2011年シーズンの抱負をインタビューさせていただきました。その記事はオリックスのイヤーブックである「パーフェクトガイド2011」に掲載されますので、是非チェックしてくださいね。

この時期になると、必ずあの頃が思い出されます・・・。
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この記事のコメント
スポーツ大陸
僕も見ましたよ。。。

藤井さんの代打・三輪さんのあの映像は

たしか95年の優勝直前にNHKで放送された

「クローズアップ現代」の流用(言い方は悪いですが)

だったのですが、そちらのほうではお二人の会話が

出ていたような気がします。

2011-01-24 Mon 21:19 | URL | バフシバフ #8iCOsRG2[ 内容変更]
Re: スポーツ大陸
> 僕も見ましたよ。。。
>
> 藤井さんの代打・三輪さんのあの映像は
>
> たしか95年の優勝直前にNHKで放送された
>
> 「クローズアップ現代」の流用(言い方は悪いですが)
>
> だったのですが、そちらのほうではお二人の会話が
>
> 出ていたような気がします。

確かにそうですね。映像全体を通して流用が多かったように思えました。
流用と言うか、ニュース映像の編集なので仕方ないところでしょうが・・・。

2011-01-26 Wed 01:14 | URL | 大前一樹 #-[ 内容変更]
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