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つれづれscene462:桜の頃
2010-04-08 Thu 01:54
 久しぶりに書いています。ここのところ、まったく自分の時間がない状態で、暇があったら眠りたいし、本を読みたいしで、徒然歳時記はサボってました。

 あしひきの 山の際照れす桜花 この春雨に散りゆかむかも

 
 古代の日本人は桜より梅を愛したといわれていますが、万葉集の中には、桜を詠んだものも少なくありません。

 気がつけば、桜の開花も全盛期を過ぎて、散った後の張りのない花びらが、道に淡いピンクの絨毯を作っています。なんとなく、それを踏むのを躊躇しながら歩いてしまいます。

 今年は、ゆっくり桜を眺めることができませんでした。遠目に眺める五月山は霜が降ったように白く、阪急・神戸線の車窓から一瞬見える、芦屋川や夙川の川べりには、桜が雪となって舞っていました。

 毎年一度だけ、決まった季節に、しかも極めて短い期間にだけ咲く花を、もう少し、ゆったりと愛でればよかったと、今更乍らに悔やんでいます。

 桜については、たしか2年前のこの季節、この徒然歳時記に取り上げました。読み返してみようかとも思っています。

 咲く桜と散る桜・・・。最近は後者の方を見たいと思うのは歳のせい?この人生の中で、あと何度、桜を目にする事ができるのか?そんなことを考える歳になりました。
 
 春雨は いたくなふりそ桜花 いまだ見なくに散らまく惜しも 

 万葉びとも現代人も桜に寄せる想いは変わらないようです。

 桜を想うと、心の中にはマイナーコードの風が吹くようで・・・。歳のせいです。


 
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