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つれづれscene46:ラグビートップリーグ最終節
2008-02-02 Sat 23:24
 明日のラグビー実況に備えての勉強(資料・データ作りなど実況に必要なものを揃える事を僕は勉強と言ってます。選手が試合に臨む前の練習みたいなもの)が今終わりました。ジャパンラグビートップリーグの最終節のうち、僕は花園でのクボタ対九州電力、神戸製鋼対日本IBMの2試合を担当します。

 今日、神戸製鋼のプレーオフ進出の可能性がなくなりました。一日早く行われた試合で東芝が勝ったためです。明日、神戸製鋼が勝利を収めたとしても”勝ち点1”が足りないのです。明日の試合を実況する僕にとっても、大きなフォーカスのひとつが消えて、どのような視点で喋ればいいか悩んでいます。勿論、対戦相手のIBMにとっても負けられない一戦なのでゲームとしての意味は存在し、決して消化試合ではないのですが・・・。

 明日の試合で、平尾誠二総監督1年目のシーズンが終了します。マイクロソフトカップ(プレーオフトーナメント)や日本選手権といった次なるステージに進むことができないからです。このリーグ戦13試合中、僕は実況で6試合、取材で3試合と、あわせて9試合を追いかけてきただけにとても残念です。

 平尾総監督の「若手が伸びてきて、これからが楽しみなチーム。上位とは確かに力の差は存在するが、それは圧倒的な距離ではない」という言葉を信じたいと思います。日本選手権や全国社会人大会で連覇を果たした頃のチームは、喩えるならば”大人のチーム”。全てに熟練した職人達の判断力に裏打ちされた、奔放な強さを持っていました。若さゆえの未熟さや、経験の浅さに起因する”あやふや感”などはそこには微塵も存在しなかったのです。

 ここ数年、神戸製鋼の戦力を語る際に必ず課題として指摘されたのが”ベテランと若手間の力のギャップ”。この溝をどう埋めてゆくのかについて、萩本ヘッドコーチ、増保輝則監督ら歴代の指揮官が腐心され続けていたのです。そして今年、平尾GMに総監督という肩書きが付いて打ち出されたテーマが”超攻撃的ラグビー”。「とにかく攻めて、トライをとって勝ち点を重ねてゆく」というシンプルな方針です。迷いがちだったチームに、一本の進むべき道を、就任1年目の総監督は示したのです。

 勝ち点の差僅かに”1”(明日、勝ち点5を取って勝利した場合ですが・・)で神戸製鋼はプレーオフ進出を逃しました。三洋電機、サントリー、トヨタ、東芝といった上位4強には勝てなかったことが生んだ勝ち点差。本当のところ、この差は数字以上に遠いのかも知れません。先がなくなったチームにとって、明日は今季の最終戦でなく、来季を見据えてのスタートのゲームにして欲しいものです。

 長かったリーグ戦が終わります。あすはジャパンラグビートップリーグ最終日です。

 
 
 
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