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つれづれscene44:阪急そば
2008-01-31 Thu 22:41
 昨日はこのブログの更新ができず残念でした。昨夜宿泊した東京ドームホテルのLANではこのFC2ブログの管理ページに入れず、エアエッジによる通信を試みたものの、地上33階ではPHSの微弱な回線は役に立たたなかったのがお休みの理由です。決して、怠けた訳ではないことをここで強調させて頂きたく・・・。まずは、昨夜の”欠席”届けから・・。

 さて、今回は以前から是非書いてみたかった、「食」について。僕は美食家ではありません。その飲食店についた星の数には全く興味もなく、TVや雑誌で紹介される”今話題の”的な煽りにもまったく興味が湧きません。「食」に対する拘りがほとんどないといってもいいでしょう。拘りがあるとすれば、それは極度の偏食から来る”好き嫌い”です。今でも絶対、人参は食べません。食べられません。極限状態に置かれても、おそらく口には入れない(入らない)のではないでしょうか。

 そんな偏食家でアンチグルメの僕が大好きなスポットがあります。”立ち喰いそば”です。東京に行けば、羽田空港の15番スポット横でそばをすすり、新橋駅では「あずみ野」の暖簾を思わずくぐってしまいます。他の地方に行っても、”立ち喰いそば”屋を必ず探します。そばやうどんでしばしばその好みが分かれ、時には論争にさえ発展する”出汁の東西”について、僕は全く問いません。醤油も、鰹も、昆布も、いずれをベースにした出汁でもOKです。

 僕にとっての”立ち喰いそば”の原点は、阪急電車の十三(じゅうそう)駅構内の”阪急そば”。関西の私鉄駅構内にできた初めての”立ち喰いそば”屋さんだそうです。創業40年以上の歴史を誇る”阪急そば”は、その開業以来、駅構内にいとも芳しい香りを放ち、乗降客の空腹中枢をただひたすら刺激し続けています。僕の幼少のみぎり、幾度も母親に”阪急そば”での摂食を懇願したのですが、その返答はいつも「よそで食べたほうが美味しいし、家に帰ったらつくってあげるから・・・」。終には受け入れられなかったのです。

 中学になって、母親からの束縛から解き放たれ、行動範囲が広がってくればこっちのもの。さっそく念願の”阪急そば”に。そこですすった、たぬきそばの美味しかったこと。母親の「うちでつくったほうが美味しい」と言った言葉が嘘であると判明した瞬間でした。安価なそばを短時間でかき込む!なんとも素晴らしい食文化ではありませんか。”立ち喰いそば”・・・。

 阪急電車の構内もしくは駅近辺にあるから”阪急そば”。わかりやすいですね。関西独特のストレート(安直)な表現は、他の沿線の”立ち喰いそば”の名称にも見られます。阪神尼崎駅にある”阪神そば”、南海電車構内の”南海そば”、山陽電車の”山陽そば”、神戸高速鉄道の”高速そば”など、「そのままやん!」と突っ込みたくなるような名前のそば屋さんが存在します。だから、最初にできた”阪急そば”は凄いんですね。そのネーミングの手法は関西私鉄各社のお手本になったわけですから・・・。まさにパイオニアですね。東京の私鉄はどうなんでしょうね。”京急そば”や”京王そば”・・・・。そんな屋号じゃないんだろうな、きっと・・・。

 今日横浜で食べた絶品、鴨なんばとカレーそばに触発されて、ちょっと「食」を語ってみたくなったのですが。その内容が”立ち喰いそば”とは・・・。グルメエッセイ第1弾、テーマはなんと、「阪急そば」。失礼いたしました。
 


 

 


 
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