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つれづれscene272:公孫樹と銀杏
2008-11-28 Fri 01:04
  外は冷たい雨です。秋から冬へと季節を移す雨なのでしょうか・・・。

s-11月27日①

  見事に色づいた公孫樹(いちょう)です。山の紅葉もいいでしょうが、街中でもこんな黄葉が楽しめます。黄色というより黄金色の公孫樹の葉。あまりに綺麗だったので、思わず携帯電話のカメラで撮ってしまいました。今夜の雨で葉も落ちてしまうのでしょうか・・・。

  もともと、この公孫樹は中国を原産とする落葉高木だそうで、日本に入ってきたのは平安末期から鎌倉時代にかけての頃だとか・・・。「ふーん・・・」って感じでしょ。今では欧米でも見られるこの公孫樹の木。その源を辿れば、諸説はあるものの、江戸時代、鎖国下の日本で、長崎・出島のオランダ商館付きのドイツ人医師が、1693年にヨーロッパに持ち帰ったの事に行き着くとか・・・。あらためて「ふーん・・・」です。


  ほんの数株の木が、世界に広まるなんて・・・。琵琶湖に繁殖した外来魚みたいじゃないですか。

  公孫樹について、もうひとつの「ふーん」な事実。銀杏(ぎんなん)って、公孫樹の何かご存知でした?「そんなもん、イチョウの実にきまってるやないか!」ってな答えが返って来そうです。実は僕もそう思ってました。違うんです。銀杏って、公孫樹の種子なんだそうです。タネだったんですよ。

  銀杏は僕の好物です。学生時代、勉強しながら(というか深夜ラジオ聴きながら)、ストーブの上で焼いた銀杏をおやつ代わりに食べていました。冬はココアと銀杏でした。めちゃ、ミスマッチかも。そんな銀杏は、薬用としても有効で、認知症の改善や記憶改善に効果があるそうです。てっきり、銀杏だけに「イチョウ薬」だと思ってました。ウソです。

  明治37年に与謝野晶子が発表した歌集「恋ごろも」の中にこんな歌が読まれています。

  金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏ちるなり 夕日の岡に

  100年経っても、歌の中の公孫樹の葉は色褪せていませんね。


   
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