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つれづれscene20:「楽しむラグビー」とは・・・。
2008-01-03 Thu 21:51
 高校ラグビーはいよいよ準々決勝。8強の激突です。高校野球でもそうなのですが、トーナメント戦を観るのに一番面白いとされる4試合、今日の花園ラグビー場は多くの観衆で埋まりました。地元である大阪代表の3校が8強に入らないのは20年ぶりだということで、観客動員も心配されたのですが、それも杞憂に終わりました。ご覧の大観衆です。
1.3 ②

 そんな中で行われた4試合、どれもが素晴らしい戦いで、高校ラグビーの面白さを存分に堪能できるものでした。僕は、第3試合の東福岡対佐賀工業の九州対決の実況を担当したのですが、この試合もレベルの高い好ゲームでした。試合は奔放で自在なラグビーを展開する東福岡が佐賀工業を破ったのですが、その東福岡を倒すことに焦点を絞って、考え、研究した佐賀工業の頑張りにも感動させられました。
 今大会、Aシード校に指定された東福岡高校は勿論、優勝候補の筆頭でもあるのですが、今年は悲願の初優勝に向けて、あるんですよね。雰囲気が・・・。過去、3度決勝戦に進んだことのある東福岡ですが、いずれも大阪勢にその行く手を阻まれています。今年は、大阪の3校は姿を消しています。チャンス!ではないでしょうか。
 東福岡の谷崎重幸監督は、高校ラグビー界で名監督として知られています。取材でお話をうかがうたびにおっしゃる言葉があります。「選手達にはとにかく楽しんで欲しい!」いつも判で押したように返ってくる言葉です。そこで、今日の試合後、谷崎監督に聞いてみました。「先生はいつも子供達に楽しめ!とおっしゃいますが、それはどういう意味なんですか」と。監督はこう答えてくださいました。「間違えてはいけないのは、楽しむというのは、遊ぶことでもなければ、ましてや、ふざけることではない。それは”こだわる”ってことなんです。自分達が目指しているラグビーのスタイルにこだわって欲しい。そのスタイルを貫けたときは楽しいはずですよね。”こだわる”ことを楽しんで欲しいんです」蓋し名言です。東福岡のラグビーは相手のあらゆるスタイルに柔軟に対応できる、懐の深いそれなんですが、谷崎監督の言う”こだわり”が何なのかは、ゲームを見ていれば良く分かります。とにかく、ボールが動くんです。選手達が自在にピッチを駆け抜け、面白いようにパスがつながってゆく。「ボールが動けば観ている人も楽しいでしょ」そう言って笑った谷崎監督の視線は、あと2勝にまで迫った頂点に注がれているに違いありません。東福岡ラグビー、今年も最後まで楽しませてくれそうですね。
 ベスト4が出揃った高校ラグビー、各チームとも、頂点まではあとふたつ。クライマックスが近づいてきました。
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