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つれづれscene18:熱い男ふたたび
2008-01-01 Tue 23:50
 新年のスタートとなった今日、僕は花園ラグビー場で過ごしました。仕事です。お正月をラグビー場で迎え、過ごすようになって何年くらいになるのでしょうか。もうすっかり「正月in花園」が僕の中ではごく当たり前の年中行事になっています。高校ラグビー、今日は3回戦でした。
 僕が担当した最初の試合は東福岡対大阪朝高の一戦。試合前、大阪朝高の練習を見に行くと、いつもの気合十分の光景です。その中で、選手を鼓舞するように声をかけていらっしゃったのが、先日、このブログでご紹介したキム・シンナムさん。今はキムさんの教え子であるオ・ヨンギルさんが監督をされているのですが、前監督の血が騒ぐのか、キムさんが直接、選手達に声をかけていらっしゃいました。僕の「おはようございます。あけましておめでとうございます!」という呑気極まりない挨拶に対し、にっこり微笑みながら、「今は、戦闘モードですので、のちほどゆっくりと」というキムさん。すみませんでした。ちょっとKYな僕でした。視線を選手達の動きに移した瞬間のキムさんの目は、ホント”戦闘モード”に変わっていました。熱い男、おそるべし・・・・。試合は東福岡が試合巧者振りを発揮、大阪朝高は敗れました。試合後のキムさんは”戦闘モード”が解除されていつもの、優しくも熱い指導者の顔に戻っていました。「今夜は3年生と保護者のみなさんと、慰労会です。実は、うちのぼうず(息子)が今日の試合に出ていてたんです(スタンドオフのキム・サンオ選手)。まだ2年なんで、来年にまた期待します」選手の皆さん、オ監督、お疲れ様でした。それにしても、東福岡強いです。
 ふたつ目の実況(青森北対伏見工業)を終えて、放送席から控室に戻る通路で、もうひとりの熱い男と出くわしました。四日市農芸の下村大介監督です。「先生、惜しかったですね、久我山戦は・・」と切り出しますと、「ホント、惜しかった。あの試合は・・・・」。僕のひと言が、下村先生の心に火をつけてしまったようでした。今すぐにでも、もう一度リベンジマッチをしたそうな口ぶりでした。でも、もう1回やれば、勝てるような気がするんです、僕も。「強豪校、シード校を倒すために、僕はチームを作るんです」下村先生の口癖です。来年も花園で待ってますね。キム・シンナムさん、下村大介さん、二人の熱い男の目は、すでに来年を見据えています。
 さて、おしまいは僕が今日感動した、キム・シンナムさんが試合後のロッカーで3年生に送った言葉をご紹介することにいたしましょう。「ラグビーでの勝ち負けを競う君達の高校生生活は終わるわけだが、これから進学して、あるいは社会に出てからの勝ち負けは、君達次第なんだ。これからが君達の本当の勝負なんだ。ここからが大切なんだ。お疲れさま」
 とても清々しい気持ちの新年、元日でした。
  
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