2008-01-25 Fri 23:59
冷たい夜ですね。今しがた、明日の仕事の準備が終わって、ブログページに向かっています。「今日は、このブログお休みしよう」と心に決めていたのですが、やっぱり、書きます。
僕のデスクの脇には、”背番号70”のその人がいつも笑っています。2005年2月のキャンプイン当日の写真です。仰木彬さん。オリックスと近鉄が合併して誕生したオリックス・バファローズの初代監督です。野球殿堂入りを果たされたその輝かしい経歴についてここでは触れませんが、極端にカラーを違える2つの球団の統合、そんな難件に自らの命を削りながら立ち向かわれた事こそ、仰木さんが球界に残された最後の足跡ではないでしょうか。 生前の仰木監督には仕事柄、いろいろなお話を聞かせていただき、僕の中の貴重な経験となっているのですが、感銘を受けた多くの言葉の中からひとつ・・・。 「プロ同士が戦う試合なんて、まずは勝ったり負けたりの5割の確率なんだよ。でも、5割じゃ優勝できない。そこから、1割分、勝ちを上積みさせるのが監督としての役目、そのために術を講じるのが僕の仕事。その術を、人はマジックって表現するのかな。そして、何より難しいのは勝ち続けること。”継続は力なり”って言うけど、その本当の意味は、”継続するには力が必要”ってことなんじゃないかな・・・」 そんな仰木監督の言葉を思い出したら、こんなブログでも休むわけにはいかなくなったのです。続けないと・・・。今夜もサングラスのその人は、フレームの中で笑ってます。 仰木流、”継続は力なり”の解釈、頷けませんか? 明日は、ラグビー(実況)、花園です! 「」 スポンサーサイト
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