2010-10-05 Tue 00:26
雨でした。日曜日の加古川。
で、なして加古川かというと、ラグビーの実況でした。 神戸製鋼コベルコスティーラーズ対近鉄ライナーズという、関西社会人リーグ時代からのライバルチームの対戦で、最近では阪神ダービーとして、熱のこもった戦いになっています。 阪神ダービーなのに、「何故に播州・加古川で?」という疑問が湧くのも当然です。 ただ神戸製鋼最大の製鉄所が加古川にあるということを考えれば、加古川開催というのも肯けますね。 さらに今年が加古川市制施行60周年という節目にあたることから、ラグビートップリーグの試合を招致したそうです。なるほど・・・。 本籍地が兵庫である僕ですが、旧摂州を本拠とする人間にとっては播州というのは、馴染みの薄いエリアで、小旅行気分で会場である加古川運動公園陸上競技場に向かったのでした。 雨中の熱戦。近鉄が22年ぶりに神戸製鋼を下すという試合。しかも、ノーサイド間際のラストワンプレーで逆転トライが決まるという劇的な幕切れでした。野球で言うサヨナラホームランです。 熱い試合でした。 それにしても、ナマのリコ・ギアやピーター・グラント(2人ともラグビーファンなら誰もが知るところのワールドクラスのプレーヤー)を加古川で目撃するとは・・・。 まぁ、野球で言うなら、高砂市民球場でデレク・ジーターやA・ロッドを目にするという状況と同じです。 スポンサーサイト
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2010-04-18 Sun 00:52
土曜のラグビー中継は、ニュージーランドのオークランドから送られてくる生映像にコメントをつけるといったものでしたが、いつもと違うのは、そう、スタジオの顔出しがあったこと。 どうしてか?ラグビー日本代表、東芝ブレーブルーパスの大野均選手をゲストに招いての放送だったから・・・。 ![]() なんか、ワイドショーの番宣みたいなショットですが、中央がゲストの大野選手で、その横が元慶應のキャプテンで神戸製鋼でもプレーされていた、Jスポーツのレギュラー解説・野沢武史さんです。 ラグビーの日本代表は5月からワールドカップアジア地区予選を兼ねたアジア5カ国対抗が始まり、6月はパシフィックネーションカップと、来年のワールドカップに向けて動き始めます。勿論、Jスポーツではそれら日本代表試合を中継する予定で、そのPRも兼ねての大野選手の出演となりました。日本代表のロックとして体を張ったプレーでチームを鼓舞し続ける大野選手の言葉には重みがありますね。 高校時代は野球部に所属していた大野選手は、大学に進まれてから、熱心な誘いを受けて楕円球を持ち始めたそうです。類稀な身体能力と、強靭な精神力があったからこそ、日の丸を背負うラガーマンにまでなり得たのでしょう。 5月1日の韓国戦に始まる、ラグビー日本代表の試合にご注目を! 慶應ボーイのゴリ(野沢氏のニックネーム)の解説も、いい感じです。また、関西ネタで盛り上がりましょう! というわけで、今回も、スタジオ風景でした! 「 ![]() |
2009-11-23 Mon 23:56
![]() Jスポーツのラグビー担当PのO野氏から、「天理親里球技場の放送席は屋外で冷え込みますから防寒対策はしっかりなさってください!」とのメールが・・・。 予報も午後から雨でしかも気温も低め。着ました、今年初めてのダウンコート。確かに、ダウンで正解でした。最近でこそ、どこの競技場も立派になって、放送席もしっかり室内仕様で、冷暖房完備のところが多くなってきましたが、それでも冬に中継する事の多いラグビーは、寒いのがなかば当たり前なのですが・・・。 天理の親里球技場。久しぶりに行って来ました。大学ラグビー・関西リーグの同志社対天理、関西学院対立命館の2試合の実況でした。双方の試合とも接戦で、見ごたえのある試合でしたが、天理と関西学院が全勝を守って、次週の直接対決で優勝の行方が決するやもしれません・・・・。 JR大和路快速、桜井線を乗り継いで天理まで行き、そこからは、関西ラグビーフットボール協会がチャーターした奈良交通のシャトルバスで親里球技場へ・・・。旅行ともいえる行程です。 12月には、ラグビー中継で滋賀の皇子山や関西大学リーグの優勝争いによっては京都の宝ヶ池遠征もあって、ラグビー実況のための関西小旅行が楽しめそうです。 今日、奈良から天理に向かう桜井線で、奈良駅の次の駅の名前に感心しました。「京終」。都(平城京)の境界を指す地名で、読めますか?「きょうばて」。平城京がはてる場所、都の端という意味なのでしょうか?古都らしい味のある地名ですよね。 桜井線の電車はワンマン運転の2両編成。車窓からは里山の紅葉・黄葉見ることができ、遠近に見える柿の木は、色濃く熟した実が鮮やかでした。仕事がなければ、そのまま終着の和歌山駅まで各駅停車に揺られていたい衝動を覚えていました。 たまには、列車で移動というのも悪くないものですね。大阪駅から天理の親里球技場まで2時間の旅。大阪・茨木から近畿道と西名阪道を乗り継いできたというディレクターが言いました。「大前さん、電車?2時間?僕、家から40分ですよ・・・」各駅停車の旅気分もいいけれど、茨木から40分の高速移動も魅力的でした。時間って大切ですものね・・・。 そう、ラグビーです。母校・関学が勝って何より・・・・。やっと立命に勝てました。 「 ![]() |
2009-11-16 Mon 02:54
先ほど、BTの坂口智隆選手(オリックス)の記事を書き終えました。何とか締め切りには間に合いました。今回の文字数は3500文字。前回の金子千尋投手の記事が2500文字でしたから、かなり、ボリュームは増えています。いつの号の掲載は知りませんが、機会があれば拙稿をご一読いただければ幸いです。
で、週末は東京でした。MLBが終わって、「これで早朝の生本番はないかぁ」と思いきや、ラグビーでもありました。フランスからの生中継が・・・。午前4時35分からのON-AIRでした。いやはや・・・。 でも、試合内容は、世界ランク1位の南アフリカを5位のフランスが破るという、ナイスゲーム。スポーツの中でも最も番狂わせが起こりにくい競技のひとつであるラグビーだけに、いやぁ、楽しませていただきました。眠気も吹っ飛ぶフランスのパフォーマンスでした。 フランス対南アフリカのテストマッチが終わって、楽屋で仮眠すること2時間、そのまま秩父宮ラグビー場に向かいました。仮眠といっても、Jスポの山下Dが布団を用意してれて、よく眠れました! ありがと・・・。 で、午前10:00すぎ、秩父宮ラグビー場へ到着。1年半ぶりの秩父宮は、やはりいい雰囲気です。同じ、ラグビーの聖地でも、花園とは随分違うのですよ、これが・・・・。どんな違いか?というのを説明するのは易しくないですが、そうですね・・・。高校野球のメッカ・甲子園と、大学野球の総本山・神宮との違いに置き換えるのが適当でしょうか・・・。 ともあれ、秩父宮での日本大学対法政大学の関東大学リーグ戦の実況でした。 ![]() 秩父宮での出番が終わって、放送席を出る際に、第2試合の関東学院大学対東海大学の中継で解説を担当される村上晃一さんが、「大前さん、これ!」と言って、くれたもの・・・。 ![]() ラグビージャーナリストの村上晃一さんの人気著作「ラグビー愛好日記」シリーズのPART3を頂きました。「ラグビー愛好日記3」は、ベースボールマガジン社から絶賛発売中です!ラグビーファンの方ならご存知でしょうし、もうお読みになっているかも知れません。 表紙をめくると村上さんの直筆で、“Rugby Opens Many Doors”と書かれていました。 晃ちゃん、ありがとう! 「 ![]() |
2009-09-13 Sun 00:20
先週から始まった、ジャパンラグビートップリーグですが、実況を担当する僕にとっては今日が開幕戦でした。まだ野球シーズンということもあって、1週遅れの開幕となりました。ただ、来週も再来週も週末は野球のため、僕のラグビー中継への本格参戦は10月にずれ込みそうですが・・・。
で、やって来ました!長居スタジアム。でもあいにくの雨・・・。 ![]() 今日は近鉄対九州電力、神戸製鋼対サニックスの2試合が行われました。解説の藤島大さんといっしょに、一気に2試合の中継を担当させていただきました。藤島さんとも、4月のスーパー14やハイネケンカップ以来のコンビとなりました。 野球やサッカーも勿論、素晴らしいのですが、僕の場合、ラグビーとなるとまた違った血が騒ぎます。 2019年。日本でのラグビーワールドカップ開催が決まりました。これから10年という時間が日本ラグビー界にとっては極めて大切になってきます。日本ラグビーの競技力の向上は勿論のことですが、ラグビーという競技を取り巻く環境の整備に、関係者は力を注ぎ、心を砕かねばなりません。 体力と知力、個と集団、戒律と統制、様々な要素が必要とされる素晴らしいこの競技を、いかにポピュラースポーツへと押し上げるのか? 雨にたたられたとはいえ、寂しい客席が、日本ラグビーの現状を物語っています。 素晴らしいプレーと歓声に満ち溢れた、ラグビースタジアムを夢見ながら、僕のラグビーシーズンが始まりました。今年も、Jスポーツでは、トップリーグをはじめ、大学、高校のラグビーまで、充実のラインアップで国内ラグビーを皆様にお伝えしていく予定です! 番宣、こんな感じで、よろしいでしょうか?O野ちゃん! そういえば、GAORAのうえだDのホームタウンはこの長居でしたよね・・・。 「 ![]() |
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